薬丸自顕流

明治維新回天の剣、薬丸自顕流。それは薩摩に伝わる一死必殺の技である。

命もいらず名もいらぬ剽悍薩摩の兵児二才が朝な夕なの激しい稽古で鍛えに鍛えたこの剣は文字通り千鍛万錬。まさに薩摩武士の魂を練り上げた原点なのである。

 


薬丸自顕流 打ちまわり演武

剣を学ぶ現代的な意義とは何か。技の強さに拘泥するならばただの乱暴者で終わる。技の華麗に満足すれば舞踊となる。答えは心を磨くことに尽きる。技を先人に倣って修練し鍛錬するのは、必死三昧の精神性を自ら高めることに結実しなくては意味を持たない。そしてそれを日常のあり方に活かすこと、これが肝要である。


-薬丸自顕流顕彰会活動ニュース-


令和元年6月22日 玉龍中学校薬丸流体験教室

玉龍中学新一年生120名が薬丸自顕流体験講座を行いました。

 

学研の『日本の剣術DVDセレクション』鑑賞後 座学で基本の学習。その後福昌寺跡に移動して気合いの入った演武。そして生徒さん達は続け打ち、掛かりを体験しました。

 

暑い中皆さん頑張ってくれました。

 

終了後当会に木刀をご寄贈下さった芙蓉商事様と贈呈式を行いました。有難うございました。

 

令和元年6月16日 多賀山公園東郷記念日演武

鹿児島市多賀山公園にて毎年恒例の東郷平八郎記念日の式典が開催され、薬丸流の演武を行いました。佐世保から音楽隊、鹿屋から儀仗隊が参加。若鷲太鼓演奏の後P3Cが飛来して 国旗掲揚。薬丸自顕流の演武に熱い視線が注がれました。毎年楽しみな演武です

令和元年5月31日 鹿児島国際大学地域創生勉強会

鹿児島国際大学にて恒例の地域創生90分授業を行いました。眠気覚ましの続け打ちの後学研のDVD(薬丸自顕流顕彰会の演武動画)を鑑賞。東京道場の塩澤道場長が『西郷どん』での演技指導のエピソードを披露、また薬丸兼弘理事長による自顕流的歴史の解説&講義を行いました。

令和元年5月25日 薩摩義士頌徳慰霊祭

5月25日は宝暦治水を指揮した総奉行平田靱負のご命日。屋敷跡の平田公園にて薩摩義士頌徳慰霊祭が行われました。

快晴の下薬丸自顕流顕彰会の門下生は気合いの入った演武を披露いたしました。

令和元年5月5日 仙厳園にて演武

仙厳園にてフランス船の観光客を前に演武を行いました。